アジアの靴・履物アウトドア用品産業が強い伸び

7月28日午前、中国国際貿易促進委員会、南京市人民政府が主催し、中国貿易促進会南京分会、ドイツのフィデリスハーフェン展覧会社、南京国際展覧センターが主催した2010アジアアウトドア用品展（Asia Ourdoor）が、南京国際展覧センターで5周年を迎えた。

近年、アウトドア産業用品市場の急速な成長が続き、展示会の規模が拡大し、出展ブランドの数が増え、再び業界関係者のアウトドア専門市場への関心を集めている。5年間の成長により、アジア最大規模、最も専門的なアウトドア用品展示会での地位をさらに安定させた。

市場調査報告書によると、2006～2009年、中国のアウトドア用品業界の売上高は30%以上の伸び率を維持し、主に衣料品、靴類、リュックサックなどの主なアウトドア用品の種類が牽引した。2006年、中国のアウトドア用品の売上高はわずか15億元だったが、2009年にはすでに50億元近くに達し、ディカノンなどのアウトドア専門用品スーパーやアウトドア用品ブランドの専門店、小売店のデータを加えると、市場規模の総量は約80億元だった。

今回のアジアアウトドア展では、出展規模が3万平方メートルを突破し、2009年より20%増加し、2006年の第1回展示会より50%増加した。国内外の出展ブランドは321ブランドで、2009年より11.5%増加した。2010年の展示会では、単体ブース面積が拡大し、新生ブランドが増加するなど活発な傾向が見られた。今回出展した321ブランドのうち、単一企業の出展面積は400平方メートルに達し、過去最高を記録した。展覧会の主催者である南京国際展覧センターの総経理によると、5年来、アジアアウトドア展は展覧規模、出展ブランド、専門観客の数の面からも、15%以上の年平均成長率を維持してきた。アジアアウトドア展は3年をかけて欧州アウトドア展の5年規模に達し、アジアで最大規模、最も専門的なアウトドア用品展の地位をさらに安定させ、そして、国際的に有名な米国ソルトレイクシティの屋外展とヨーロッパの屋外展と相俟っている。

今回の展覧会は「環境保護、低炭素」をテーマに、アウトドア用品の最新技術、デザイン、製品を全面的に展示するほか、関連イベントもさらに多彩になった。アウトドア産業フォーラムはブランド商、小売業者、メディア、業界専門家を一堂に集め、中国アウトドアブランドの発展の道、アウトドア産業の現状と持続可能な発展などの業界内の焦点の話題を検討する。産業の中で革新と環境保護の理念に対する深い普及を強化するために、2010アジアアウトドア展はまた第1回アジアアウトドア産業デザイン賞を発表し、グリーン、環境保護の理念を深化させ、優れたオリジナルデザインのために展示プラットフォームを構築し、中国アウトドアブランドの発展を「アジア製造」から「アジア創造」への転換を促す。

アウトドア文化を伝播し、積極的で健康的な生活様式を提唱し、ファッションとレジャーを推進するアウトドアスポーツの概念の面で、今回のアウトドア展はまたアウトドアファッションショー、アウトドアパーティー、クライミング試合、アウトドア生活体験などの活動を設立し、アウトドアスポーツ製品のファッションと専門の特性を展示会の現場で徹底的に解釈させた。